今回は、カーテンについてお話したいと思います。フジドライではクリーニングということだけではなく、お客様が快適に生活できるような提案もさせて いただいてます。

冬場は、暖房を使用しているご家庭がほとんどといえるでしょう。石油ストーブは、灯油が燃焼するとき、大量の蒸気を発生させています。それが原因で窓ガラスに結露ができます。レーヨンや、綿素材のカーテンは水分をよく吸収するためカビ発生の要因となります。

カビは以前ご紹介したように繊維に侵食し分解していきます。カビに侵食して紫外線を吸収した薄い素材のレースのカーテンは洗った瞬間に破れる可能性が高いといえます。

レースのカーテンは購入して2年くらいなら洗濯機で洗っても問題はないと思いますが、3年以上過ぎたものは手洗いをおすすめします。

では結露はどうして起きるのでしょうか?外気温と内気温の差が起きると特に結露は発生しやすくなります。この結露がカビ発生の要因となっているのです。

カビは梅雨の時期に警戒しなくてはと思っている方が多いのですが、実は冬場の部屋の温度差がカビ発生の要因となるため冬場の、部屋の管理が非常に重要といえます。ではどうしたらいいのでしょうか?

リビングや風呂場、台所など蒸気の発生源となる場所は、冬でも換気扇をまわしたりして熱を閉じ込めない工夫をしてください。換気扇は1日10時間回しても1ヶ月数百円くらいの電気代で済みます。

また冬場に、暖房器具を使用しないクローゼットの壁に結露ができたことはありませんか?これは暖房のついている部屋の暖かい空気が、冷え冷えのクローゼットのある部屋に流れ込み、温度差ができることで、結露が発生します。冬場はできるだけ各部屋同じ温度ですごされることをおすすめします。
また弊社ではカーテンの防炎加工も行っております。万一に備えて、一般家庭のカーテンにも防炎加工をおすすめしております。