八月の風、心と暮らしを整える時間に

〜葉月に寄せて、季節の節目と大切なこと〜


こんにちは、
フジドライは、栃木県宇都宮市・日光市・鹿沼市・下野市・下都賀郡・栃木市を中心に展開する明治40年より高品質な仕上がりと安心の対応で信頼され続けるクリーニングのフジドライです。

ロゴ 「葉月」とは、“落葉”の月?

8月は旧暦で「葉月(はづき)」と呼ばれています。
その語源にはいくつかの説がありますが、もっとも有名なのは「葉が落ち始める月」=“葉落ち月”という説。
真夏の盛りでありながら、自然界ではほんの少しずつ秋への移ろいが始まっています。

暑さのピークを越え、ふとした夕暮れの風に、秋の気配を感じることもあります。
8月は、夏と秋のはざまにある特別な時期なのです。

ロゴ 季節の分かれ目、「立秋」がやってくる

二十四節気のひとつ「立秋」は、毎年8月7日ごろ。
暦のうえではこの日から「秋」とされます。

とはいえ、現実にはまだまだ猛暑。
「暑中見舞い」は立秋まで、「残暑見舞い」は立秋以降に出す…
そんな風に、暑さの中にも“節目”を感じながら暮らすのが、日本の美意識です。

体も衣類も、少しずつ“秋支度”の準備を始めると、暑さでバテがちな毎日にも気持ちのハリが出てきます。

ロゴ 山の日、そして「山の人」のお話

8月11日は「山の日」。
比較的新しい祝日ですが、「山に親しみ、恩恵に感謝する日」とされています。

昔から「山の人(=里に下りてこない、山に暮らす霊的存在)」の伝承が各地にあります。
特にお盆の時期には、**あの世とこの世が重なり合う“境目”**として、山や川など自然への畏敬が色濃く残っています。

山の日に自然へ感謝をささげ、静かに過ごすのもいいですね。

ロゴ お盆——帰省、供養、そして“つながり”を想うとき

8月13日〜16日は「お盆」。
ご先祖様の霊が一時的にこの世に戻ってくるとされる時期です。

迎え火を焚き、精霊馬を用意し、仏壇に手を合わせる。
そんな儀式を通じて、命のバトンを感じる時間です。

またこの時期は、多くの人が帰省したり家族で過ごしたりと、“つながり”が再確認される大切な機会でもあります。

ロゴ 夏祭りと盆踊り——“祈り”と“再会”の風景

各地で開催される夏祭りや盆踊り。
一見、華やかでにぎやかなイベントですが、その起源は「鎮魂」や「感謝」にあります。

盆踊りは、帰ってきたご先祖様とともに踊り、感謝を伝える行事。
お祭りの太鼓や提灯の灯りは、亡き人たちへの“目印”とも言われます。

だからこそ、あの懐かしく、少し切ない雰囲気が漂うのかもしれません。

ロゴ 花火大会・夏休み・高校野球——“夏”の象徴たち

8月は、“夏らしさ”を象徴するイベントが集中します。

  • 花火大会:夜空に咲く一瞬の美、そして終わりを感じさせる余韻。
  • 夏休み:子どもたちの笑顔と、親の忍耐と…笑
  • 高校野球:汗と涙が画面越しに届く、日本人の夏の風物詩。

これらすべてが、「今しかない一瞬」を私たちに思い出させてくれます。
“この瞬間を大切にしよう”という気持ちが、8月にはぎゅっと詰まっているのです。

ロゴ 終戦記念日——静かに、深く想う日

8月15日は、終戦記念日。
平和について、命の尊さについて、未来をどう生きていくかを考える大切な日です。

戦争を知らない世代が増える中でも、「思いを継ぐこと」はできます。
そのためにも、記憶や語り、文化や風習を、日常の中で丁寧に伝えていきたいですね。

ロゴ “心と暮らし”の衣替えを

8月は、夏の盛りでありながら、どこか「終わり」や「変わり目」の空気も漂う季節。
だからこそ、自分自身の“整え直し”にもぴったりな時期です。

▼例えばこんなこと、意識してみませんか?

  • タンスやクローゼットの整理
  • 夏服の見直し(着ていない服、くたびれた服)
  • 寝具やカーテンなど、夏に酷使したアイテムのケア
  • 来客や帰省に向けた部屋のリフレッシュ
  • お盆の帰省土産やご挨拶の準備
  • 気持ちのリセットと、9月への目標づくり

8月の暮らし方が、その後の秋、そして年末に向けた土台になります。

ロゴ 衣類や寝具も「夏疲れ」を癒してあげてください

8月のクリーニングは、“次の季節”への第一歩。
例えばこんなもの、ぜひ一度チェックを:

🧼 汗がしみこんだシャツ・ブラウス
→黄ばみや臭いの元に。特に襟元・脇部分は要注意!

🧼 汗を吸ったままの寝具類(シーツ・タオルケット・枕カバーなど)
→ダニ・菌・カビの温床になりやすいです。

🧼 お祭りや盆踊りで着た浴衣
→皮脂・汗・食べこぼしなどの汚れは目に見えないまま残ります。

🧼 法事や帰省用に出した礼服・スーツ
→使ったあとは早めのケアが大切。

🧼 花火大会・キャンプなどで着た服やアイテム
→煙や草のにおい、BBQの油ハネなどの汚れがついていることも。

ロゴ “8月の暮らし”を整えることは、“9月の自分”を育てること

季節とともに、自分自身も少しずつ変わっていく。
そんな流れを感じる8月は、日常を整える絶好のタイミングです。

心と体を整えるように、衣類や暮らしの道具たちもリセットしてあげましょう。

お盆や夏祭りをきっかけに、「今ここ」を見つめ直す時間を持つことで、
日々の中にある豊かさに、改めて気づけるはずです。

そしてその一歩は、
洗うこと、整えること、手放すこと、感謝すること

8月のクリーニングは、ただの“洗濯”ではなく、
**暮らしと気持ちを整える大切な“通過儀礼”**かもしれません。

ロゴ 最後にひとこと

暑さが厳しく、気力も体力も奪われやすいこの季節。
だからこそ、「整えること」に価値があります。

皆さまの8月が、健やかで、あたたかく、
そして“ほんの少しだけ涼しい風”を感じられるような毎日でありますように。

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ロゴ クリーニングフジドライとは

明治40年(1907年)創業の老舗クリーニング店「フジドライ」は、栃木県宇都宮市を中心に、日光市・鹿沼市・下野市・下都賀郡・栃木市などで展開しています。 長年培った技術と信頼をもとに、ワイシャツやスーツなどのビジネスウェアから、布団・カーテン・靴・バッグ・着物まで、幅広い品目を丁寧にクリーニング。 独自の「シフォンクリーニング」では、「きれいに洗う」「安心して着られる」「環境に負荷をかけない」を追求し、衣類にやさしい仕上がりを実現しています。 また、98.6%の高い成功率を誇るシミ抜きや、裾上げ・ファスナー交換などのお直しサービスも提供。 スーパー併設店舗が多く、日常の衣類ケアから特別なメンテナンスまで、気軽にご利用いただけるクリーニングのフジドライです。

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