クリーニング工場の大掃除【高津戸部長の独り言】　

【クリーニング工場ってどんな感じか知ってるかい？】

みなさんこんにちは。
またちょっとつぶやかせてください。

先日、クリーニング工場の大掃除をしました。
なんでこの時期に大掃除かって？
そこにはクリーニング店ならではの理由がいくつかあるんです。
すなわち、

ト・リ・ビ・ア※フジドライは某番組と全く関係はございません。

人生に全く必要のないムダな知識、
でも、つい人に教えたくなってしまうような雑学・知識。
それがトリビアの●です。

冗談はさておき、クリーニング工場がこの時期に大掃除をする理由はまず『時期』にあります。

クリーニング業界は2月や8月などの季節の変わり目の前が閑散期となり、
3，4月や9、10月と繁忙期に移行していきます。
なので、クリーニング工場はだいたい繁忙期前の2月、8月周辺に大掃除を行うことが多いかと思います。
※フジドライは大掃除はだいたい2月と8月周辺です。

大掃除の内容は主に『ホコリ落とし』です。
クリーニング工場は毎日洋服を扱うので、繊維のクズが浮遊し天井にまでホコリが蓄積します。
なので、品物の少ない時期に大掃除でホコリを落として、きれいな状態で繁忙期を迎えるという流れですね。

今回の大掃除は3月19日の土曜日の工場の操業が終了した後に行いました。
お客様の品物が一番少ない状態で、安全で汚れない場所に移動し掃除を開始します。

まずは、工場にある品物は全て別の場所に移し、プレス機などの機械類は全て布で覆います。
天井は一番高い所で約6ｍ程ありますが、その間に鉄骨があるのでそこに上って掃除を開始します。
10人くらいで一斉にきれいにしていきます。

それでは、スタート！

私です。
鉄骨に乗ってエアコンプレッサーでホコリを吹き飛ばしてます。
この写真少し白っちゃけていませんか？
実はこれ、全部空気中に舞ったホコリです。
実際に作業している時に見ると軽い吹雪みたいに見えますよ笑

クリーニング工場の大掃除では、
頭にタオルを巻いて、マスクをして、ゴーグルをして（＝完全防備）やらないと顔がチリまみれになっちゃうんです。
今回が初めての従業員の1人は軽装備（マスクのみ）で挑み、
顔は真っ黒で、目はごろごろし続け、鼻からはチリで黒くなった鼻水が出て来たそうです。
次回はしっかりと準備をして挑みましょうね笑

約3時間の作業で天井のホコリもきれいになり、繁忙期を最高の状態で迎える準備ができました。
皆さんの衣替えの季節に合わせてクリーニング工場では準備を進めているんですねぇ。

今年の衣替えは外で着た洋服は少ない代わりに、家で過ごした時間が多い方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか？
インテリア関係のクリーニングもハウスダスト対策や部屋の臭い対策におススメです。
『ニオイは繊維に付く』なんて聞きませんか？
いくら芳香剤を使っても部屋に良い臭いが付かない方は、部屋のインテリアに問題があるかも。。。

例えば、
・こたつ布団！
これは人が直接触るインテリア繊維なのでクリーニングは必須。
最低でもシーズンインとシーズン終わりにはクリーニング。
できればシーズン中に1回はクリーニングして良い環境を保ちたいところです。
・カーペット
チリやホコリを大量にため込んでいるはずです。
外で軽くカーペットを振って、ちょっと煙（チリやホコリ）が出てきたらクリーニングのサインかもしれません。
ニオイ、ハウスダスト、アレルゲン、花粉症などこういったものには大体有効です。
・カーテン！
冬の間に窓が結露する家にお住まいの方は、カーテンのカビをチェック。
カーテンクリーニングは臭い対策にも有効です！
・座布団！
こたつ布団よりは汚れが少ないと思いますが、臭いの原因としては十分考えられますよ！
おしりを乗せて使うものなので湿気が溜まったまま使用されるのはオススメしません。
・マット関係
マットは基本的に起毛していて、チリなどが中に入りやすいので定期的にきれいにしましょう。
クリーニングに出せれば最高ですが、外で定期的にはたいてあげるだけでも環境はだいぶ改善します。