抗ウイルス加工【Vガード】について
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ウイルスを弾いて寄せ付けない!
抗ウイルス加工とは、3種のアミノ酸金属(アミノ結合を行った銀、銅、亜鉛)を主剤とした薬剤を生地に付着させることにより、ウイルスを弾き、付着しても2時間で40000分の1に減少させる抗ウイルス作用がある加工となります。
ウイルスは目に見えない分、対策が打ちづらいかと思います。
ウイルスの”拡散防止”に役立つマスクも実は”予防”の観点からみると効果が期待できる度合いは限定的です。
加工代金はクリーニング料金と別に500円(税別)となります。
※効果の最大化を図るため加工だけの受付は行っておりませんのでご了承ください。
さて、具体的に“抗ウイルス加工とは何か“というところをご説明させていただきますと、
前述の抗ウイルス薬剤を、クリーニングが終わって仕上げ作業を行う前の品物に均等に塗布し、
乾燥仕上げによる熱でしっかりと定着させるという加工になります。
実はこの加工、現在フジドライグループ店舗で取り扱っている
「繊維評価技術協議会」の「SEK」マークを取得した商品「ピアレスガードマスク」と同じ技術が使われています。
ピアレスガードについて:https://fujidry.co.jp/news/1074.html
ピアレスガードマスクも抗ウイルス性を持った商品になっており、効果は前述のものと同じく、「ウイルスを弾き、付着しても2時間で40000分の1に減少させる」更に繰り返し洗うことができるものです。
カケンテストセンターの試験によると、ピアレスガードマスクの抗ウイルス活性値(単位:Mv)は“4.6”
抗ウイルス効果(JIS L 1922 附属書G)
Mv 2.0~3.0以下→効果あり
Mv 3.0よりも高い→十分な効果が見込める
抗ウイルス活性値が3.0Mv以上のものは、JIS L 1922ではウイルスの数が1000分の1以下に減少したことを示し、十分に効果を示すと定められております。
(引用:日本工業規格の簡易閲覧サイト http://kikakurui.com/l/L1922-2016-01.html)
抗ウイルス加工【V-ガード】やピアレスガードが持つ抗ウイルス活性値4.6Mvを表で表すと以下のようになります。
抗ウイルス加工の証明書の役割を持つSEK認証数値(3.0Mv)の約40倍という驚くべき効果が期待できます。(1/1000:1/40000の対比)
体にウイルスが侵入する前に一定数のウイルスを減少させるので、体内に侵入するウイルス量が減りウイルスに”感染”する確率を抑えられますね。
フジドライは最も警戒すべき接触感染に対して、有効な対策の一つとしてVガードを提案いたします。
その他【V-ガード】について
素材によっては加工の効果は長持ちしますが、目安としては約1か月ごとに抗ウイルス加工をかけていただけると間違いありません。
定期的な加工をお勧めいたします。
アウター・パンツ・コート・手袋・ハンカチなど、どんな繊維製品にでも加工可能です。
抗ウイルス加工の効果が消失してしまうので漂白剤成分の含まれた液体などには十分に注意をお願いいたします。
そして何よりも伝えたいこと。それは、抗ウイルス加工を施した衣類を身にまとっているからといって、手洗い、マスク着用、アルコール使用などを怠っていいという理由にはなりません。
ウイルスへの最も効果的な対策は個人の危機意識強化です。手洗い、マスク着用、換気などの物理的な対策をこまめに行い、人との間にソーシャルディスタンスを保つことが何よりの対策となります。
外出自粛を徹底していてもスーパー/コンビニへの買い出し、仕事へ行かなければいけないなど外へ出なければいけない場面はたくさんあるかと思います。
そうした場面でどんな対策を徹底していても感染リスクをゼロにすることはできないので“その可能性を少しでも多く下げる加工”として、“できる限りの対策を打つための加工“としてお客様にVガードを認識していただきご活用いただければと思っております。